庭のお手入れ(害虫対策)

お庭の敵である害虫の有名なものを取り上げてみました。お庭の手入れの参考にして下さい。

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チャドクガ

ドクガ科のガ。翅(はね)は開張約三センチで黄色い。雄に黒褐色の鱗粉が多い。幼虫は茶・ツバキ・サザンカの葉を食べ、茶毛虫とよばれ、毒針毛に触れると皮膚に炎症を起こす。

チャドクガはツバキやサザンカなどに発生し、毒針毛を持っているため触れると皮膚炎をおこします。毒針毛は幼虫のみではなく、成虫・卵かい・サナギ・脱皮の殻にも付着し、成虫は毒針毛をまき散らす恐れがあるので幼虫と共に注意が必要です。

年2回の発生で幼虫期間が始まるのは4月中旬ごろと8月上旬ごろです。卵からふ化した若齢幼虫は頭部をそろえて葉の上に並んで食害する習性があり、やがて成長すると分散しながら食害します。成虫は7~10月に発生します。

対策:

卵かい、幼虫を早期発見し、葉ごとつみとれば確実に駆除できます。発生量が多い場合は有機リン系薬剤の散布が効果的ですが、毒針毛の被害を受けないよう長袖のシャツを着るなどして肌の露出部分を無くし、常に風上からの薬剤散布を心掛けましょう。

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テッポウムシ

テッポウムシは木の樹皮や枝の中に隠れており、気づいた時には手遅れとなることもあります。

テッポウムシとは、カミキリムシの幼虫で被害にあう木は主にもみじ、イチヂクなどの果樹。発見方法は木の枝や幹からが出ていたり、樹液が出ていれば、テッポウムシに食害されています。

対策:

スミチオン1000倍を注射器で粉が出ている穴に注入する。また、カミキリムシを見かけたら捕殺する。モミジなどは太い幹からも新芽が吹いてきますが、このような新芽や葉で幹が隠れる部分に卵を生み付けますので、幹元ですと木全体に大きなダメージを受けます。地際からの幹部分は新芽を掻きとっておきます。枝先でしたら食害されても大した事はありません。

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マツクイムシ

松の樹皮と材部の間を食い進むなどして枯死させる害虫です。キクイムシ・ゾウムシ類をさすことが多いですが、マツノザイセンチュウによる被害が甚大です。

松の葉を食い荒らす松毛虫などをいうこともあります。

対策:

マツクイムシ防除の方法にはマツノザイセンチュウを予防駆除する方法と、マツノザイセンチュウを媒介するマツノマダラカミキリを駆除する方法があります。 前者には薬剤樹幹注入、薬剤を根から吸わせる方法、後者には薬剤地上散布、薬剤空中散布、枯松伐倒駆除等があります。

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カイガラムシ

半翅(はんし)目カイガラムシ上科の昆虫の総称。二齢以降の幼虫は体から蝋(ろう)物質などを分泌して貝殻状のものを作り、植物に固着して樹液を吸う。

雌の成虫は幼虫の形態があまり変化せず、無翅(むし)で貝殻状。雄の成虫は二枚の翅(はね)をもち飛ぶ。

ルビーロウムシ・ヤノネカイガラムシなどがあり、多くは害虫であるが、ラックカイガラムシ・イボタロウムシなど有用のものもある。

対策:

マシン油乳剤がカイガラムシ駆除の特効薬。カイガラムシは木の幹に付着する硬い殻をもつ虫で、よく庭木につきます。
種類が多く、樹液を吸って木を弱らせるばかりでなく、すす病を併発させるものもあります。夏場の成虫は殻があるので薬がききませんが、冬場は幼虫で殻がないので駆除できるのです。
石灰硫黄合剤とともに、冬の薬剤散布の定番といわれます。散布適期は休眠期の12~2月です。強い薬剤なので、樹木が活動している時期の散布は避けてください。

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イラガ

イラガ科のガ。体はふっくらし、黄色で、翅(はね)の開張三三ミリくらい。前翅の先半分が褐色、付け根のほうは白褐色。

幼虫は「いらむし」とよばれ、毒針をもち、人が触れると痛い。カキ・カエデ・ヤナギなどの葉を食べる。繭は「すずめのしょうべんたご」とよばれる。

対策:

冬,木の枝についているマユを取り除くと,簡単に駆除できます。幼虫が発生した場合は,枝を切り取って処分しましょう。殺虫剤を使う場合は,ディプテレックスなどがよいでしょう。

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