|
■最小養分律を守ろう
通常、植物が生育するためには、最小養分律という法則があり、「植物の生育は、その必要とする成分の一番少ない成分に支配される。」といわれています。
皆さんが、ガーデニングをするためのスペース(庭や鉢等)や、人工的に造られた庭園には、植物に必要な成分が不足しています。なぜなら、自然界では、落ち葉などが土壌に還元され、それが養分となり生育を助けます。しかし、人工的なエリアにおいては、落ち葉などはゴミとして捨てられてしまいます。そのため、自分の庭で植物を生育するには、必要な養分を適部にあわせて与えることが生き生きとしたガーデニングづくりには大切な事となるのです。
具体的には、葉には窒素、実にはリン、根にはカリの含まれる肥料を与えることにより、植物が個々に活性化されるのです。
■花の咲く植木は秋に剪定が良い
9月になると多くの花木は花芽分化期を過ぎてふくらんだ花芽が見分けやすいので、
9月下旬頃から不要な小枝を間引いたり枝葉の込みいったところを剪定します。(花芽を切らないよう注意)しかし、常緑広葉樹は養分蓄積期になるので強剪定は控えます。
多くの常緑広葉樹は移植が可能な時期です。秋雨が続く頃は枝葉が密生しているところにウドンコ病が発生しやすいので、水和硫黄剤等で防除します。
ツバキのチャドクガやサクラのアメリカシロヒトリの2回目の発生もこの時期です。
スミチオン乳剤で駆除してください。
■樹木の冬越え
寒肥は冬場に向かって耐寒性を高めるために与えます。
効き目が長時間持続する有機質肥料(堆肥・油かす・骨粉・鶏ふん等)が良いでしょう。春先(3〜4月頃)化学肥料を施す事により、更に寒肥の効力が増大し樹木の芽立が良くなります。
■花後の手入れ
花の終わった木は、すぐに剪定すれば、その後花芽をつけますので、来年も花が楽しめます。
春の花木を秋や暮れの手入れで剪定しようとしても、すでに花芽をつけていますので、なかなか小さくするのは難しいものです。
花後すぐでしたら、花芽を気にせず剪定できますので、来年も花を楽しみたいという方にはオススメです。いっしょに肥料も与えておくこともオススメします。
花を咲かせる、種や実をつける、というのは木々にとっては出産と同じで、体力を使うものなのです。 |